裾直しって自分の住んでいる近くにお店あったりしますけど、チェーンステッチだと1週間以上かかったり、値段が高かったりと依頼するのに悩みますよね。。
ネットで送って、裾直しをしてくれる店があるんですね!
その店教えて下さい!
オッケーです!お伝えしますね!
結論、ネット経由での裾直しの依頼がすごく楽でした!仕上がりも良く、コスパも良かったので、メリットが多かったです。オススメのお店もご紹介しますね!
この記事では、はじめてネット経由で裾直しを依頼し、届くまでの流れ、また仕上がったチェーンステッチの裾にアジを出すヤスリがけの作業までをご紹介します。
「お店へ行かずに気軽に裾直しの依頼をしたい!」
「どうせチェーンステッチをお願いするならこだわりのあるユニオンスペシャル43200Gのミシンがあるところにお願いしたい!」
「裾直し後の裾のダメージの出し方を知りたい!」
そんな方はぜひこちらのブログをご覧ください。
裾直しを依頼しようと思った経緯
今回お願いしたデニムはど定番のmade in USAのリーバイス501です。
先日、近くで古着の期間限定のイベントがあり、そこで色落ち、ダメージ、サイズ感、などが
自分にとってベストなデニムがお得な金額で売っていたので、
久しぶりに501のデニムを購入しました。
ただ、デニムの丈が長かったので、裾直しを依頼したいと思ったのですが、近所のお直し屋さんはチェーンステッチは1週間以上かかるし、高い。。しかも持っていくのもめんどくさいし、ミシンはユニオンスペシャル43200Gじゃないし。。
で、いい方法はないか調べていたところ、ネット経由でデニムを発送すれば、
ちょうどいい金額で、ユニオンスペシャル43200Gのミシンでチェーンステッチで仕上げてくれて、
すぐに商品が届く、というのを見て、自分も試しにやってみようと思い今回依頼してみました!
その手順をご紹介しますね!
デニムの裾直しの失敗しない依頼方法
依頼するまでの流れは下記4点です。
依頼するお店を決めよう
まずは、ネットで依頼するお店を決めましょう。
検索キーワードに
ユニオンスペシャル、チェーンステッチ、発送 と調べるといくつか出てきます。
私は、Yahooショッピングで、ユニオンスペシャルを調べたところ、
D AND Hという大阪のお店がユニオンスペシャル43200Gでネットで裾直しの依頼ができるとのことでしたので、カートに入れるを選択し、依頼しました。
金額は1,700円で返送料も込みでしたので、良心的だと思い、お願いしました。
※送る際の送料は、こちらでレターパックプラス520円の負担ですので、実質、裾直しにかかるTOTALの金額は2,220円といった感じですね。
そしてカートに入れた後、決済を済ませるとメールが届きます。
そのメールに従い、発送先の住所へ商品を送ると仕上げてくれる、といった流れです。
デニムの裾の長さを家で調整しよう
デニムの裾の長さは、あらかじめ自分で鏡で確認し、ちょうどイイ長さのところで、クリップ等で折り返し、止めておきましょう。また、裾直しをする丈の長さも定規等で測っておくことをオススメします。
お直し屋さんへデニムを送ろう
それでは、メールが届いたら所定の住所へお直し依頼のデニムを送りましょう。
デニムを送る方法は、レターパックプラスが楽ということでしたので、ローソンでレターパックプラスを購入し、家でデニムを梱包し、翌日ポストへ投函しました。
※もし、ポストに入らない厚みの場合は、郵便局へ持参するのが一番早いです。
細かい依頼内容をメールで連絡しよう
その際に、メールで、私が依頼した内容は、
①裾上げに関して
→裾上げ⚪︎⚪︎cmでお願い致します。
②ヘム幅に関して
→ヘム幅は⚪︎⚪︎cmを希望です。
③残反に関して
→残反も一緒に発送をお願い致します。
のみで依頼をしました。
そして後日届いたのですが、びっくりしたのがスピードでした。
金曜日にレターパックプラスで発送し、土曜日にD AND H様へ着、同日の土曜日に仕上げていただき、且つ同日に発送、私の手元に届いたのは、翌日の日曜日でした!
なので、送って2日で私の手元に届きました。
近所の裾直し屋さんでチェーンステッチを依頼するとだいたい1週間以上かかりますので、このスピード感には驚きました。
興味がある方はぜひ一度試しにお願いするといいかもです。
ユニオンスペシャル43200Gの特徴、魅力
ユニオンスペシャル43200Gは、最高のアタリ”が生まれる、と言われています。
そんなユニオンスペシャルについて、特徴や魅力をお伝えします。
ユニオンスペシャルは、130年以上の歴史がある、現存するミシン会社の中で、最も古くて大きな産業ミシン製造会社です。
「ユニオンスペシャル 43200G」は、裾上げ専用に開発されたチェーンステッチミシンです。
ユニオンスペシャルはデニム好きの間では、有名で、日本では「ダルマ」、アメリカでは「ブルドッグ」とも呼ばれています。
ちなみに現在は当時と同じミシンは生産されていないため、日本には数えられる程の台数しか存在しません。ユニオンスペシャル43200Gの当時の定価は40万円程ですが、現在は中古で60万〜100万円ほどで売買されています。
また、製造された年代によって「初期は黒」、「中期はえび茶」、「後期はアイボリー」とミシンのカラーが異なります。
ユニオンスペシャル43200Gで仕上がった501の裾部分をご紹介
こちらは、ユニオンスペシャル43200Gで仕上がった501の裾部分です。
シングルで裾直しをした場合とは見た目は、似ていますが、洗濯をしたり、履き込むと、うねりが出てきていい感じのあたりが生まれます。
チェーンステッチ後のうねりの出し方、ダメージの作り方をご紹介
チェーンステッチ後のうねりの出し方、ダメージの作り方をお伝えします。
↑裾上げ直後はこの状態
↑裾上げ前の裾部分は、このようにいいアジが出ておりました。
できるだけこれに近づけるように、うねりとダメージを作ってみます。
「アタリ出し加工」の手順
1.裾を濡らす
2.タオルで水分を拭き取る
3.ペンチで斜めにつまんでアタリをつける
4.自然乾燥させる
5.紙やすりで表面を擦る
※#400がオススメです。
「アタリ出し加工」後
前後で比べるとこのような違いが出ています。
before
↓
after
微妙な違いかもしれませんが、履き込んでいく内に、更にアジが出てくると思います。
マニアックな世界ですが(笑)
ついでに裾直しで余ったデニム生地で膝部分の穴あき箇所をさりげないオシャレな感じに塞いでみた
ついでに裾直しで残反も返送してもらったので、デニム生地の膝部分の穴あき箇所を
自然な感じで塞いでみました。
やり方は、簡単で、デニムを裏返しにし、残反を、ダメージ部分が覆うくらいの大きさで四角く切り、穴あき箇所の周りを、布用接着剤で塗り、切った残反を貼り付け、アイロンで熱を加えて接着させ、完成です!
仕上がりは、わかりづらいですが、こんな感じです。
before
↓布用接着剤で塗って、、
↓残反を貼り付けて、、
↓当て布をして、アイロンをかけると、、
after
こんな感じで、膝が見えないようになり、きれいに仕上がりました。
わかりづらくてすいません(笑)
まとめ
今回は裾直しの依頼方法や注意点などについて記載させていただきました。
結論、ネットでの依頼はかなり楽なので、オススメです。
小さなこだわりですが、いいミシンで自分の好きなデニムを縫ってもらえるとより愛着が湧きます。デニムを愛用してワクワクするファッションライフを楽しんでください!
こんにちは!ARUTOです!
今回は、古着のデニムを買ったのですが、裾だけ仕上がりがのっぺりした裾直しの状態は嫌だと思い、いい感じに仕上げてくれるところ、且つネットで仕上げてもらえるところを調べました。そこで、ユニオンスペシャル43200Gのミシンで安く、早く仕上げてくれるところがあると知り、そのお店へ送り、裾直しをしてもらいました!
その手順や感想をお伝えしたいと思います。